この記事は、アメリカ市場の事例ですが、企業が消費者のお金を搾り取ろうと努力している様子が良く分かります。
実は、このアップフレーションは新しい概念ではありません。
例えば某コンビニブランド企業の弁当。数年ぶりに復活した弁当の名には神々しい形容詞が加えられ、さも何か新しい弁当かのように登場していますが、数年前の内容からは劣化した上に大幅な値上げされています。
このように企業は、正攻法による競争だけではなく、アップフレーションで、新しいものや付加価値がついているかのように錯覚させ、シュリンクフレーション(容量減で値段据え置きなどのステルス値上げ)で誤魔化すなど、あらゆる手段を用いて利益を上げ、株主に報い続けているのです。
あなたは?
消費者が購入を続ける限り、これら企業活動は正当化されるのです。売れているということは、消費者の支持を意味するのだと。
あなたは、今の消費を続けますか? 支出を厳選しますか? 利益回収側に回りますか?
私はもちろん、支出を厳選し、利益を回収する側に回ります。