私の資産構成内容と、その考え方(後編最終回)になります。以前の内容はこちら
基本的には長期投資思考
以前までの内容で株式構成の約95%を紹介してきました。これらは長期保有を前提としています。
私が長期投資を好む理由は、売買手数料・利益への課税を最小限にでき、複利を効かせやすいことや、売買のタイミングをあまり考えなくてよい点です。(特に短期投資においては売買のタイミングでリターンが大きく左右されます)
あとは、長期で保有することで銘柄への理解をより深めることが出来る点でしょうか。
各ステージの企業を組み合わせている理由
一言で言うとピーク時期の分散です。
私の投資想定期間は十年以上です。経済的自立の達成後は比率を下げるでしょうが、運用自体は生涯続ける予定です。
仮に今第3ステージ企業(配当利回りが高い衰退企業など)のみで固めてしまうと、10年後20年後にはパフォーマンスが悪化しているかもしれない、逆に20年30年後に焦点を当て第1ステージ企業ばかりにすると、生き残れず倒産する企業が出てきたり、経済的自立の達成自体が遅れてしまうかもしれません。
なので10年先を見据えた第2ステージ企業の比率を高めにしながら、長期を見据えた第1ステージ企業、数年後の利益を見据えた第三ステージ企業を組み合わせています。
中短期投資の枠(テンセント)
基本は長期投資を好む私ですが、貧乏性節約家のサガなのか価格が落ちている銘柄を見るとついチャンスがあるのではないかと気になって夜しか眠れなくなります。我慢のしすぎは精神上良くないのでガス抜きの意味も込めて中短期投資OKの枠を設けています。
現在その枠にテンセントが居座っています。
テンセントは世界のゲーム売り上げトップ企業であり、数多くのゲーム会社に投資していることで有名です。(日本のゲーム会社なども含みます)もちろんゲーム事業はひとつの柱に過ぎません。
幼少期からゲームに触れ、青春もゲームに費やしたゲーマー兼投資家の私としては長期保有に値する第2ステージ企業だと認識しています。・・・・たった2点の懸念を除いて・・・
詳しくは述べませんが、その懸念の一つにより中国株式全体が、もうひとつの懸念により中国のゲーム関連株が売られているのを、見てリスクがあることを承知の上購入しました。上昇が鈍ければ長期保有してもよいし、短期で株価の急改善が見られたら売却するのもありと考えながら保有しています。
新NISAの扱い
新NISAは始まる前に考察と方針決定を行っています。
私の新NISA投資方針の結論としては、インデックス全振りがリターンを考えると最善であると考えています。
しかし、私は個別株を重視したいので成長枠は個別株、つみ立て枠は(使わないのは勿体ないので)全世界株の投資信託と振り分けることにしました。
また、資金が許すのであれば少しでも多くの金額を早期に投資した方が、リターンが大きくなると私は考えています。
なので成長枠は特定口座の銘柄を売却し、NISA口座で買い直すことで年間240万円づつの最短5年で消化する予定です。現在はアップル(APPL)を移動中です。
つみ立て枠に関しては、財布事情から月5万円のつみ立てで、10年かけて消化する予定にしています。
最後に
長くなりましたが、以上になります。