私が節約に目覚めたきっかけ

                                      ver240403

私は元々節約家ではありません。

子供の頃から物欲の塊で、お菓子や玩具が欲しいと常に考え、友人宅に当たり前のようにある週刊誌や、ゲームの豊富ラインナップを羨みながら育ちました。

 

 

就職すると、はいってくる収入の全てを物欲を満たすために使いました。やがて物だけでなくギャンブルや、車にもハマり、年収以上の価格のスポーツカーをローンで購入まで行っていました。

 

このように好き放題浪費を繰り返していましたが、なぜか車のおかげで節約に目覚めます。

 

節約のきっかけ

それは、車のガタに気づいた時のことです。年収以上の車両に、手取り年収程の改造費をかけた車もやがて壊れてしまうのだと察します。

 

少ない年収や当時の貯蓄がない状況から、車の維持、もしくは同水準の車を再度購入するには、車以外の浪費を辞めなければならないと考えるに至りました。

そこで浪費生活を止め、節約生活(というか普通の生活?)を始めることになります。

 

節約思考の推移

 節約生活を始め数年後、車がエンジンブローで壊れてしまいます。修理も検討しましたが、安価な軽自動車に乗り変えることに。

理由は貯蓄が十分でなく、以前より苦しい状態で維持しないといけないことや、貯蓄に手ごたえを感じており、更に継続すれば憧れの車(某ドイツ製スポーツカー)に手が届くかもしれないと考えたからです。

 

 更に数年後、遂に憧れの車が現金で購入出来るところまで貯蓄が到達しました。ではその車を買ったのか? いえ、買いませんでした。

 

憧れの車を買わなかった理由

理由は2つあります。

 

一つ目はお金に対する価値観が変わったからです。

貯蓄する前はその車には価値があると疑っていませんでした。 しかしいざ買える状況となると、その車より、苦労して貯めた貯蓄の価値が大きいと考えるようになっていました。

 

もう一つの理由は固定概念がなくなったからです。

以前の私は、安い車には車を走らせる楽しみが無いと思い込んでいました。

高性能な車にしかない楽しさは確かにあります。

 

しかし安価な車でも限界が低い分、速度を出さなくても十分楽しいことが分かります。

安価な車なりの楽しみ方があり、それ以上に私は車を運転することが好きだったんだと気づくことが出来ました。私には高性能な高額車は不要なのだと。

最後に

私にとって車は過去の浪費の象徴であり、節約に目覚めさせた存在でもありました・・・というお話でした。

 

 

にほんブログ村 株ブログへ
にほんブログ村